穏やかな気持ち。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

こないだ、いつものスポーツジムでの話。

僕は夜遅くに行くことが多いのですが、その時間帯は比較的すいてます。
当然、更衣室もすいているわけです。

なのに、これは更衣室あるあるなのですが、使っている人は少ないのになぜか皆がやたら近くのロッカーになっちゃったりするんです。
ガランとした更衣室なのに、隣り合わせや、背中合わせになったりとか。
身体を拭いたり、着替えたりするからできれば広く使えたほうが良いのですが、どうにも近くになってしまう。
なんなんでしょうね、この法則は。

そんな風に、こないだも居合わせたおじいさんと背中合わせのロッカーになったんです。
ガランとした更衣室に、すぐ後ろにおじいさん。

そのとき近くにあった椅子を僕が荷物を置くのに使ったんです。
すると、どうやらその椅子はそのおじいさんが使おうと用意してた椅子だったみたい。
しばらくして、おじいさんは別の椅子を持ってきて使ってたんです。何も言わずに。

最初特に何も言わないか、もしくは謝ろうと思ったのです。
けれど何も言わずにいてくれたおじいさんに気遣いを感じて、なんか「ありがとうございます」って言ったんですよね。
するとそのおじいさんは、明るく「いいよ、いいよ」と。

実はこのおじいさん、以前お互いのタオルを入れ違えて持っていってしまったことがあったんです。
そのときに感じた印象がとても無愛想で、僕は勝手に「なんか感じの悪いじいさんだな」なんて思ってました。
けれど、今回は明るくいいよって。

気持ちがほぐれて、僕は更衣室を離れ際にもう一度「ごめんなさい。ありがとうございました。」と言ったんです。
すると、今度は笑いながら「いえいえ、ごゆっくり」って。

人って、改めて自分をうつす鏡だな、と。

こちらがイライラしてると、相手もイライラする。もしくは勝手に、相手をそう見てしまう。
こちらが笑顔で接すれば相手も笑顔で接してくれる。もしくは、良いところを見ることができる。

大人がいまさらブログに書くようなことではないのかもしれないけれど、つい忘れがちなことだったので。
今回、改めて書いておくことにしました。

できれば、毎日穏やかな気持ちでいたいものです。

ウチヤマケンイチ
---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。