忘年会は、年を忘れる会。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

忘年会シーズンですね。

年が明ければ、次に待つのは新年会。
年末年始はハードに飲み会が続きますねぇ。

そういえば、忘年会って「年を忘れる会」と書くんですよね。
あまり意識したことなかったけど。なかなか無責任というか、ネガティブというか。

例えば、1年を振り返ろうよと、「振年会」とか。
例えば、1年に感謝しようよと、「感年会」とか。
そんな風にポジティブな意味付けや場にしてもいいじゃないですか。

それなのに、忘年会。
みんなの1年は忘れたいほどに嫌なものなのかなと。

実際はどういう意味なのかと、言葉の由来を調べてみました。
ネットの情報ですが、こんなことが書いてありました。
その昔は生活も苦しかった。
だから、その年にあった嫌なことを忘れて、せめて新年は新たな気持ちで迎えようと。
そんな会だったようです。

なるほどなぁ。
現代だって、みんな忘れてしまいたいことはたくさんありますよね。

忘れてしまうって一見すると逃げているみたい。
向き合って戦えよ、とも思う。
でも本当に自分の力ではどうしようもないことに対しては、実は一番の特効薬なのかも。
どんな窮地からも一気に脱せられる魔法ですよね。
そして、そんなことって誰しも持ってたりするんじゃないでしょうか。

さて、今夜も忘年会。嫌なことだけ忘れてしまおう。
嬉しかったことや楽しかったことは忘れません。

ちなみに昔から忘年会はよく飲み過ぎてしまうので、忘年会自体の出来事を忘れてしまいます。

ウチヤマケンイチ
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