便器って、ずっと使えると思ってた。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

このたびオフィスのトイレをリフォームすることになりました。
リフォーム工事は年末の29、30日でやってもらいます。
最後の最後までお仕事になってしまって職人さんには申し訳ないですが、おかげで綺麗なトイレで年が越せそうです。

きれいになったらみなさんもぜひ、しに来てくださいね。
お待ちしてます。

もう結構古い型のトイレなのですが、今回まずは修理してもらおうと思ったのです。
陶器でできたトイレって、石でもぶつけない限りはなんだかずっとずっと使えそうなものじゃないですか。

ですが、リフォーム会社の方いわく、トイレのメンテナンス部品というのは10年くらいでなくなるんだって。
今回は幸いタンクの方は問題なかったので、ひとまず便座だけ新品に交換することになりました。
ただ、いつかタンクのほうの調子が悪くなってしまったら、メンテナンス部品は手に入らないとのことでした。

前に、僕はここでデジタル製品の寿命の短さを悲しんだことがあります。
でもアナログ製品だと思っていたトイレも、デジタル製品との差はあれどずっと使うというのは難しいみたい。
デジタルでも、アナログでも、要は工業製品という時点でこんな風にどこかでメンテナンスの限界が来てしまうようです。

だからでしょうか僕はシンプルで素朴な道具が好きなのです。
その気に慣れば、自分でもメンテナンスができるようなものたち。
木工家具とか、シンプルなつくりのバッグとか。
工業製品だとしてもエアコンよりも、灯油ストーブのほうが好きです。

便利さに負けてついつい家電も買ってしまうのですが、ほんとはもっと古典的な道具だけで生活をしたいと思ってるんです。
自分らの身の回りの物は自分らで手を入れながら暮らす。それってすごく贅沢な暮らし方だと思うんですよね。

不便を楽しむ。いつかそんな暮らしをしたいなぁ。

さて、今日はクリスマス。
そういえば昨日でいまのオフィスに引っ越してきて丸4年が経ちました。

4年経って、この家もオフィスもだいぶ自分になじんできました。

ウチヤマケンイチ
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