特別なことはしない。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日ネットで、薬を飲んでも病気は治らないなんて記事がシェアされてました。

事の真相は分かりませんが、僕は元々あまり薬を飲む方ではありません。
なんだか薬ってあまり好きではなくて、よほどのことがなかぎり自然と回復するのを待ってました。

薬を勧めてくれる人も結構いたのですが「薬をいつも飲んでたら身体が弱くなっちゃう」なんて答えてました。
その時はなんとなく言っていたのですが、どうやらあながち間違いでもなかったみたいです。

ただ薬を飲まないからといって人より身体が丈夫だったというわけでもなく、むしろ弱い方かもしれません。
子どもの頃からおなかが痛かったり、足腰が痛かったり。
いつもどこかが気になっているのに、そのくせ普通の人なら病院に行くようなこともそのままにしてしまっていたり。

でも、いまさら思ったのですが自分の身体というのも、仕事道具なんですよね。
それをメンテナンスしないっていうのは、なんだかプロとしてどうかなと。

いままでは健康に無頓着で、雑な生活を送っていました。
よく一家の大黒柱になると「自分ひとりの身体じゃないんだから」なんて言われます。
僕はまだ一家の大黒柱ではないですが、体調が崩れると仕事には直接影響が出てしまう。
誰だって、ひとりの身体ではないんですよね。

でもやっぱり薬や病院は苦手だし、ではどうするか。
ふと思ったのが、そもそも強い身体をつくることはできないものかと。

治癒力を引き出したり、免疫力を高めたり。柔軟性のある身体をつくることだってそう。
先日友達が言っていたんですよね。
マッサージ行って何度も身体をほぐすより、ヨガをやって根本を変えていかないときりがないって。

たしかに、そんな風に自分の秘めた力を呼び起こすのはおもしろそう。
薬を飲むよりも、そのほうが自分には向いているかななんて思ったんです。
そういえば普段の暮らしを意識するだけでも、いくらでも身体の能力を高めることはできそうだなと。

歩いて帰ってみる。
座るときの姿勢を正してみる。

よく噛んで食べる。ゆっくり食べる。
炭水化物よりも野菜を選ぶ。

身体の力を抜く。呼吸を整える。
ストレッチをする。湯船で温まる。

薬とか病院とかのその前に、特別なことをしなくても普段の暮らしそのものを変えてみる。
なんだかそのほうがよっぽど自然な感じがします。

丁寧に暮らすなんてどこか臆病な感じがして嫌だったのですが、良いデザインのためだと思えば前向きに取り組めそうです。
さっそく、いまこの瞬間から、丁寧に暮らしていこうと思ってます。

仕事道具は、大切に。

ウチヤマケンイチ
---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。