ニッカオフィス / knicka office 横浜の商店街で活動しているクリエイティブスタジオ

自分の色と、相手の色。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

人の性格って、コミュニティによってけっこう変わる。

別にそれは自分を隠しているとか、偽っているか、そういうことじゃない。
たいていの人はその場の影響をうけてしまって、その場に合わせた性格に変化してしまうのだと思うんです。

例えば、自分自身が絵の具の「青」だとする。
その場が「黄色」であれば「緑」になるし、その場が「白」であれば「水色」になる。

そうやって同じ人でも「緑」やら「水色」になる。
絵の具のようにそこまではっきりとは変わらないにしても、それに似たようなものだと思うんです。

ではどの色が本当の自分かというと、別にどれもが本当だったりする。
何色とも混ぜていない「青」が本当の自分かというと、それが正しいとも限らないような。
人はほとんどの時間を誰かと過ごしている動物ですから。

最近、知り合った人の話。
僕から見るに、その人はとても穏やかで控えめという印象でした。
無理に自分の意見を通すこともしないし、周りに対する気遣いもある。

けれど、他の人から聞いた印象はまったく違うんですよね。
とても気が強くて、意志が強い人だったと。

他にも、職場では物腰が柔らかいイエスマンが、家ではなかなかの亭主関白らしいとか。
なんでも話を聞いてくれるあの人が、数年前はまったく融通がきかない人だったとか。
そんな話も聞いたことがあります。

歳を重ねれば人は変わるし、場所や状況によっても変わる。
これらは極端な例かもしれないけど、人は誰しも自分の色を何色も持っているんでしょう。

学校の知り合いと職場の知り合い。
そんな別々のコミュニティの知り合いに同時に会ったときに、なんだか妙な違和感を感じたりしませんでしたか。

きっとそれは、コミュニティによって出していた自分の「色」が違ったからだと思うんです。
ノリというか、空気というか、性格というか。そんなものが違う。
だから一緒に会ってしまうと、どっちの自分を出してよいのか分からなくなって、なんだか妙な違和感を覚えるんだと思うんです。

色同士は混ざれば別の色になる。
相手の色が「透明」だったり、自分の色が「黒」でもない限り。

カメレオンが自分の身体の色を周囲に合わせるのを見るとびっくりしますが、人も似たようなものなんじゃないですか。
そう考えると、人ってほんと複雑な生き物だなって思います。

目の前にいる相手にとって、自分は何色なんでしょう。

混ぜても変わらない同じような色かな。
相手の色をまったく変えない「透明」かな。
それとも相手の色を飲み込んでしまうよな「黒」になってしまっているのかな。

せっかくなら、お互いの色を活かして、いい色になりたいですね。
そして、混ぜてできあがった色がなんであれ、お互いの色は尊重すべきなのだ。

ウチヤマケンイチ
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