ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

うちのオフィスは昔ながらの商店街の中にあります。

そこには昔から住む人や、家族がたくさんいる。
だから、商店街に食事をしにいくだけで、いろいろな年代の人に出会うのです。

今日、僕の隣のテーブルに座っていたのは、年配の女性の仲良し５人組。
僕の母親よりももう少しだけ先輩くらい。

彼女たちの会話は本当にすごい。
要は井戸端会議ではあるのですが、そこから学ぶことがたくさんある。

仕事なんかでは、「よい会議」って実は少ない。
当たり障りのない範囲で話は進むんだけれど、それが「良いか」と聞かれるとどうでもなかったり。
そんな会議に比べて、彼女たちの井戸端会議は、会話がものすごく生きてる。

今日はちょっと観察させてもらいました。

まず、話し方と聞き方。
みんな必ず、相手の目を見て、語りかけるように話してる。
そして、話を聞いている方は、相づちをうって、共感して、ときに驚く。

そして、話題は常にひとつに絞ってる。
徐々に話題が逸れてはいくんだけれど、その時は皆で一緒にそれる。
必ず一つの話題について、みんなで会話をしてる。

話題の提供がすごい。
それぞれにたくさん経験をしいて、話すことの中心は、自分の意見や感想。実体験の話。
そして、誰かがどこかに出かけた話をすれば、自分のその場所に対する感想とか、追加の情報を出す。
たまにお得情報なんかも挟む。

そして、なにより全員が会話に参加してる。全員が対等の立場で。

ブレインストーミングとか、日々のアイディア出しとか。
そういう打ち合わせでは真似したいことばかりでした。
ビジネス書を読むのも良いけれど、こういう日常の風景にこそ生きた知恵がある気がします。

そして何よりも大切なこと。
それは皆が人生や会話に対する興味というか、モチベーションがすごいということ。
声も大きいし、リアクションも大きい。
女性は会話が好きだというけれど、もう、年齢というのは全く関係ないなと。

まずは元気でいないとね。
横で話を聞いていても会話のテンポが速すぎて、僕もついていけませんでした。

学ぶべきことは、どこにでもあるわ。

ウチヤマ ケンイチ
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