ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

会社員の方が長期休暇に入って５日が経ちました。
始めの１日２日はのんびりと、そして身体も元気になったのでエンジンをかけ始めてます。

長いお休みは、心に余裕が生まれる。
身体や気持ちが休まるだけじゃなくて、この「余裕」を取り戻すというのがとても意味があるなって。

身体的や精神的に疲れると、同時に気持ちに余裕がなくなる。
余裕がなくなってしまうと、本来はできるはずのこともできなくなるんですよね。

休みに入ってからは、そんな「本来はできるはずのこと」を順に消化できています。

ほんと大したことではないんです。
でも、ずっと気になっていたのに終えられなかった雑務。

たとえば、一度紐が抜けてしまってから穿いてなかったジムの短パンに紐を入れなおしたり。
部屋の隅に溜まっていることに気付いてたけど、見ないふりをしていたホコリを掃除したり。
電池切れのまま使ってなかった家電に、電池を入れ直してまた使い始めたり。

その程度のことです。

どれも大したことじゃないから、いざやればさほど時間はかからない。それでも余裕が無いときは、それがなかなかできない。
必要に迫られていないことは、かかる労力とは関係なく「あとで良いや」ってなっちゃう。

子育てをしている方や仕事がものすごく忙しい人。
旗からから見れば、理屈で「それくらいできるじゃない」と思うことがある。でも実際には、そうはいかない。

余裕が出てきて、途端に「簡単だし今やっちゃおう」ってなる。
こないだまで自分はこんな簡単なこともやれていなかったのかと思うと、やっぱり余裕がなかったんだなと実感する。

そして気持ちに余裕が無いということは、いざ忙しい時にはあまり自分でも分からないもの。
だからこそ定期的なスケジュールに入れたり、周りの人たちがフォローしてあげるべきなんだろうなと。

些細なタスクを終えながら、そんなことを思ったのでした。

ウチヤマ ケンイチ