僕の周りにいる人のタイプが変わった。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
最近、仕事をしていて気付いたこと。
それは、なんだか敬語が使えなかったり、礼儀のない人が増えたなってこと。
悪い言い方をすれば無礼な人、良い言い方をすれば仕事でも友達感覚な人が増えた。
それが時代の変化なのか、それとも年代による違いなのか。
理由はよくわからないのですが、僕が社会人った10年ほど前に比べると明らかにそういう人が増えたような気がするんです。
それは会社や組織に限らず、どの現場でも同じなんです。
それはなんでなんだろうと考えた。
思ったのは、別に年代により価値観が変わってしまったわけじゃなくて、そもそも僕の周りにいる人のタイプが変わったのかもなってこと。
僕が社会人になった頃は、ウェブの現場には元営業とか、元コンサルタントとか、そういう人が多かったんです。
いわゆるデザイン畑でもなければネットビジネス畑でもない人たち。
まだまだウェブサイトという存在自体が新しかったから、元は違う人達が集まってつくってたんです。
職種によってはお客様を相手に商売をしてきたことで、きちんと敬語が使えたり、コミュニケーションが細やかだったりする。
その人自身の性格とは別のところの話。
一方で、はじめからネットビジネスの現場にいる人。
そういう人は、文化としてコミュニケーションがカジュアルだったりするし、皆が対等な立場で物事を進めていたりする。
格好からしてもスーツなんてまず着ないし。
だから本人の意識とは別のところで、自然とカジュアルな性格になるのかもしれないなって。
最近の若いやつらは・・・、ってやつ。
あれがついに僕にも番が回ってきたってこと。
環境や文化が変われば、同じ人間でも異なる人間になる。
それでも根っこにある部分とか、そういうものは理解し合えると思うんです。
年々変わっていく環境に戸惑うことがあるけれど、きちんと人を理解はしたいなと、そう思うのでした。
ウチヤマ ケンイチ