くじら肉を頂く。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、ずっと気になっていたお店に行ってきました。

くじら屋というお店。
その名のとおり、くじら料理が食べられるお店。うちの商店街の中にあるのです。
メニューは、そのほとんどがくじらを使った料理です。

くじらって食べたことない人も多いし、人によって好き嫌いがはっきり分かれるもの。
だから前から気になっていたけれど、なかなか行く機会がなかったんです。

そういえば、よく飲みに行ってる野毛町にはくじら横丁というエリアがあります。
どうやら横浜では戦後の闇市でクジラカツを売っていたようで、その流れからうちの近所にはくじら料理を扱うお店が結構あるようです。

僕はくじらのお肉が大好きです。
ちょっと肉々しい感じはあるのですが、そこが好き。
他にも馬刺しとか、ユッケとか、そんな肉らしい肉が好きなんです。

くじら肉って、そうやって味だけでも好みが分かれる。
でもそれだけじゃなくて、国際的に捕獲を反対している国があったりと、そもそも食べること自体に賛否両論があるんですよね。

どの動物を食べることはかわいそうで、どの動物ならOKか。
それは人や国、そして文化的な背景によって分かれるものです。

僕だってくじらを食べることがかわいそうではないのかと聞かれれば、かわいそうだとは思います。
でも、それは他の動物のお肉を食べることも同じこと。
だから食べるときは、感謝をしながらありがたく頂くことにしています。

根本的なことを言えば、動物の肉を食べるのであれば「自ら狩る」というのが正しいと思うんです。
見知らぬ誰かが獲ってきた獲物を、お金を払ってただ食べる。
その行為自体がなんだか、命を頂く行為として間違っているような気もするのです。

でもいろいろと考えたって、これまでもずっと動物の肉を食べてきたし、今もそういう暮らしをしてる。
だからとりあえず今は、感謝しながらおいしく頂くことを選んでます。

ウチヤマ ケンイチ