「勝って褒められる力士より、負けて騒がれる力士になれよ」ってやつ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

オリンピックの400m男子リレーで、銀メダルだって。
Twitterで結果を知って、急いでテレビをつけたらめちゃくちゃ盛り上がってた。

短距離走で日本が賞賛されているシーンなんて、ほぼ見たことない。こういう時代も来るんだなと。
そういえばプロ野球のホークスは、僕が子どもの頃はスタンドはガラガラだったし、試合に勝ってるのも見たことがなかった。
それが今じゃ人気球団になってる。10年後には、今の常識なんて通用していないかもなぁ。

銀メダルといえば、先日ニュースになっていたレスリング吉田選手。
今回の男子リレーと同じ銀メダルなのに、試合後の選手の表情もそうだし、そして世の中の反応も随分と違った。
それはきっと、事前の期待値だったりとか、これまでの実績みたいなところが大きいんでしょうね。
結果が同じであっても、その時の反応は一緒とは限らない。

そういえば、前にどこかで聞いた言葉。
「勝って褒められる力士より、負けて騒がれる力士になれよ」ってやつ。
100年以上前の言葉で言い回しには諸説あるようですが、この話は現代のアスリートにも当てはまる。

そりゃ負けるより勝ちたいわけですが、ただその勝負の時だけじゃなくて、そこに至るまでに積み重ねる結果はもっと大切だということ。

はたして、僕が負けたら騒がれるんでしょうか。
負けたとき騒がれるくらいに、普段から頑張らないとな。

ウチヤマ ケンイチ