この変わらぬ風景の、アスファルトの下はどうなっているんだろう。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

1ヶ月振りに、三浦半島の先まで出かけてきました。
デザインの拠点にしようと検討中の土地を見るために。

草木に囲まれていて、海が見える丘の上。
前回行ってから、それからいろいろなことを確認しています。
メンテナス費用や、建て替えの条件、あと権利関係なんかも。

思い描いてた通りの土地とはいえ、すぐには決められない。
他にも検討中の人がいるらしいのですが、それでも1つずつ確認をしていってます。

1ヶ月振りに行った現地は、その様子が大きく変わっていました。
敷地内にたくさんの草が生い茂っていたんです。

前回行った時はきっと、売主さんが草刈りをした後だったんでしょう。
日当たりもよく、隣地は畑になっている。きっと土自体も植物が育つのに向いているんだと思います。

そして、そのあと、いつもの町に戻ってきた時に思った。
アスファルトに覆われた町の風景というのは、1ヶ月経ってもまったく変わらないなって。

きっとこの町だって、本当はさっき見てきた土地のように植物に覆われていたはずなんだと。そう思うと、なんだか町というのは特異な場所だって気がつく。

この変わらぬ風景の、アスファルトの下はどうなっているんだろう。
人や車が通らなくなり、そしてアスファルトを剥がしたならば、きっとまたすぐ緑が生い茂るんだろうな。

人って随分と自然をコントロールしてる。そして、それは意外と見えていない。

ウチヤマ ケンイチ