ピクロスの中毒性。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕が中学生だった20年くらい前でしょうか。ピクロスというゲームが流行りました。

格子状の盤面に、書かれた数字をヒントにして色を塗って絵を完成させるゲーム。
元々は紙面のゲームだったと思うのですが、当時テレビゲームになったんです。

最近、またこのピクロスをやる機会がありました。
するとこれが妙に中毒性があって、なかなかやめられないのです。一度やめてもまたすぐにやってしまう。

このゲーム、やってみると結構面倒くさいのです。一気に絵を完成させたくてもヒントが足りなくて、色を塗れなかったりする。
だから、ただ単純に楽しいというわけでもない。

それでもついついやってしまうのは、たぶん適度な達成感が得られるから。
ヒントを頼りにコツコツ作業を続けると、だいたい5分から10分で絵が必ず完成するんです。
そんな小さな達成を求めて、何度も繰り返しやってしまう。

仕事って、なかなか達成感を味わえないことも多いもの。
特に新規サービスを立ち上げる時なんかは、最初目に見える形にもなかなかならないし、正解もわからない。
これってデザインだけじゃなくていろんな仕事でもそうだと思います。

そういえば、スマホゲームなんかコレクション要素が人気を集めるのは、この苦労と達成感のバランスなんでしょうね。
だからこそ、物事を継続させるコツは、この適切な目標の設定なんだろうと、そう思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ