はちみつに惹かれる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日、はちみつが無性に食べたくなって、近所のスーパーでパンと一緒に買ってきました。
自分ではちみつを買うなんて、初めてのことかも。

パッケージには「純粋ハチミツ」と書かれ商品名はなく、蜂のイラストが描かれたシンプルなもの。原材料を見ても、ただ「はちみつ」とだけ書かれてる。
はちみつという物自体がシンプルなのに、その飾り気がなくて、控えめで、とにかくわかりやすい存在が気に入って、これからずっとお世話になりそうです。

最近は、そういう食べ物に惹かれるんです。
栄養が添加されているわけでもなく、カロリーがオフになっているわけでもない。
それはなんだか自然なことで、自然の生き物が集めてくれた食べ物をそのまま頂くということが妙に贅沢に感じる。
こないだは今になってバナナに感動したけれど、なんだかそれと同じ感覚。

毎日同じ服装になって2年半。
ルーチンで同時ものを食べ続けるというのはもうずっとしてきたけれど、選ぶものもオーソドックスになってきてる気がします。

オーソドックスな物がもつ、王道感だったり、自然さだったり、あと強さ。
世の中の新しい商品の中には「新商品をつくる」という命題の下に生まれた、弱い商品もたくさんあると思うんです。

そんな中で、もうずっと昔からある、強いものを選ぶこと。
なんだかそれがすごく贅沢なことなんじゃないかと、最近そう思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ