子ども向けのデザイン。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

姪たちと遊んでいると思うのですが、子ども向けの製品というのは随分と色が鮮やかだなって。
服装に、おもちゃ、文房具にしても、彼女たちが好んで選ぶものはたいてい蛍光色だったり、ビビッドだったりする。

その色使いは大人向けの商品とは随分と違っていて、当たり前のようであり、でもその理由はどこにあるんだろう。
元々、自然界には子ども向け商品に使われるような色は無いはずなのにねぇ。

色に対する感覚だけでなくて、そういえば子どもと大人では味覚も随分と違うもの。
子どもは苦味や辛味に対して大人よりも敏感で、だからこそ苦い味のするピーマンのような野菜が苦手なんだと聞いたことがあります。
一方で大人になるとその感覚は鈍ってしまい、そのせいでビールのような苦い飲み物をおいしいと感じるようになるって。
子どもが劣っているのではなく、むしろ大人の方が感覚としては劣っている。

そんなふうに、大人と子どもというのは知識面だけじゃなく感覚の違いをもってる。
最近では子どもだって大人が使うスマートフォンを使い、大人と同じデバイスを使うようになってきました。
なんだか世の中のデザインに求められるものが、すこしずつ変わってる気がします。

そういえば子ども向けのデザイン、まだやったことなかったなぁ。
なにかデザインの根源的なことを学べる気がします。子ども向けのデザイン、勉強してみようかな。

ウチヤマ ケンイチ