花見の準備をしなくちゃ。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
仕事場のテラスに置いてある紅葉。
秋を過ぎた頃に、枝だけになってしまったんです。
それがきれいに落葉したという感じじゃなくて、徐々に枯れてしまったという印象だった。
もう死んでしまったのかなと、なかば諦めていました。
それが最近ふと見たら、新しい葉っぱがたくさん出ていたんです。
見た目にはただ枯れてしまったように見えていたけれど、うちにはちゃんと生命を秘めていて、春がくるのを待っていたのですね。
定期的に水をあげててよかったです。他にも枝だけになってしまった植木がいくつかあるのですが、それらの世話も続けていこう。
草木の新芽と合わせて、テラスには小鳥の声も響くようになりました。今日もずっと外ではチュンチュンと小鳥が鳴いています。
こんなふうに草木を育てたり、あとカブトムシの飼育なんかもそう。
彼らは時計もカレンダーも持っていないのに、きちんと4月になったら春が来たことが分かって変化することが不思議なんです。
体内時計もあるんだろうし、気候の変化に敏感なんだろうな。
そうやって暮らしに取り込んだ小さな自然に季節の変化を感じることも楽しいんだけれど、自分自身も季節に合わせて暮らしたいな、と。
もしかしたら春になったら花見をするのは、鳥がさえずる始めるのと同じようなものなのかもね。
うちの仕事場からは来週末、桜がきれいに見えそうです。花見の準備をしなくちゃ。
ウチヤマ ケンイチ