現場に行くこと。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、ひさしぶりに朝の満員電車に乗りました。
半年前にサラリーマンを辞めてから遠ざかっていたので結構ひさしぶり。そして、相変わらず苦手です。

そんな満員電車の中でも、多くの人がなんとかしてスマホを使ってるんです。
で、自分がデザインしたアプリやウェブの閲覧データを見てみると、時間帯的にきっとそういう状況でも使われてる。
だから苦手ではあるけれど、定期的には現場に行きたいのです。

片手で窮屈そうに使ってるところとか。しかめ面をしながら使っているところとか。乗り換えですぐにスマホを閉じてしまうところとか。
仕事場でデザインをしていると、そんなことなかなか想像できない。想像するよりも、現場に行ってしまったほうが早いのです。

先日は担当している業務システムが使われている現場にも行ってきました。
業務システムは、普通のウェブサービスと違って使われてる状況がまたちょっと違う。
オフィスを見学させてもらうハードルはありますが、街なかで偶然自分のサービスを使ってる人を見つけるよりもずっと簡単に現場に出向ける。
それこそ現場に足を運ぶべきなのです。

なんだか、デザインの経験が増すにつれ、逆に現場に行くようになりました。
経験を積めば、頭の中で想像ができるものかと思ってたのに。

むしろ知らないことばかりだということに気づき、答えを教えてもらいに現場に出向いてしまうのです。

ウチヤマ ケンイチ