失敗を認めること。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近ちょくちょく書いてた、戦略を立てて正しい努力をすることの話。
あれってあらためて考えると、なんとも残酷な話だなと思うのです。

正しい努力をすべきと言うのは分かったけれど、正しい努力がなんなのかって最初から知ってるわけじゃない。
だから、しばらくやってみてダメだったら他の方法を試して、それもダメだったらまた他のを試して、それを繰り返すんですよね、きっと。

でもせっかくこれまで努力を続けたときって、それが無駄だったなんて思いたくないじゃないですか。やっぱり。
だから、これまでの努力を正当化してしまうのは自然なことだと思うのです。そのまま努力を続けて、いつか報われる時が来るのを待ってしまう。
損切りができない。それでも努力を続けているのだから、えらいとは思うのですが、それじゃダメだということ。

最近、あらためて頭を使って行動しなければと思い、自分の行動パターンも見直してます。
で、いざ努力のベクトルを変えることになると、失敗を認めることの凄さがわかるんです。
連戦連敗とか、一勝九敗とか、失敗したらからこそ見えるものがあると偉大な人たちは言ってるけれど、あれって言葉以上にすごい。

やり続けることと、一方でそれに固執せずに、やり続けたことから軽やかに抜け出せるバランスを持つこと。
このどちらも持つことって、失敗しないことよりも遥かに難しいことみたいです。

ウチヤマ ケンイチ