身近にある大きなリスク。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

政府が発表した「今後30年以内に震度6弱以上の地震が起きる確率」というやつ。
僕が仕事場と自宅のある横浜は81パーセントでした。高いなぁ。

今年で36歳なので30年後は66歳。たぶんまだ生きてるでしょう。
81%と言ったら、まず起こると思ってもいいくらいの確率かなと。そうか、僕はいずれ大きな地震を経験するってことなのか。

備えることはできる。
それで命を守ることができたとしても、被害をゼロにすることは不可能だと思うんです。
きっと仕事場の道具たちは根こそぎ倒れ、いろんなものも壊れてしまう。大切にしてきた道具も、仕事場も、自宅も。

もちろん、命を助けることが最優先ですよね。
だから皆の命が助かった時に、モノや道具なんかは取るに足らないことなのかもしれません。
でもそうやって、そもそも諦めてしまうのも、なんだか違うような気もするのです。

どうすればいいんでしょうね。いざ起きた時には受け入れる。それしかないのかな。

もちろん確率の低いエリアもあるわけなので、他の場所に引っ越すというのもありだと思うです。
ただこれもやっぱり確率の話。どこに居たって何が起こるかわからないし、なんだかそれも違う気がする。

戦争と違って、震災の経験者は僕の周りにもたくさんいます。
非日常でありながら、ほんとは身近にある大きなリスク。あとは癌もそうね。

もっと真剣にならないといけないな。

ウチヤマ ケンイチ