地元の行事。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今週末からいよいよ、うちの商店街の縁日が始まります。
毎年夏になると4日、14日、24日と”4”のつく日に行われる縁日。それが8月まで続くんです。

最近では近所の飲み屋さんのカウンターでも「いよいよ縁日が始まるね」なんて話題になっていて、ほんと地域のみんなが楽しみにしてるんです。
5月には、こちらも毎年恒例になっている商店街のプロレスがあって子どもたちが大いに楽しんでました。
老若男女問わず、こうやって地域の人たちみんなが楽しみにしてる行事ってほんと素敵だなと思うのです。

全国からファンが集まるイベントも、もちろん楽しい。
たとえばコンサートとか、スポーツ観戦とか、食のイベントとか。
そこにはアーティストなり、スポーツチームなり、食べ物なり、みんな共通した興味があって、イベントもそういう構成になっている。

でも地元の行事なんかはそれとはちょっと違っていて、同じ場所に住んでいるというくらいしか共通点がないんですよね。
そこには共通の目的があるイベントとは、また違った意味合いがあると思うのです。

年代も、趣味も、暮らしも、みんな違うのに縁日という場所に引き寄せられて同じように楽しめる不思議さ。
さらには自分が子どもだった頃にも参加した人が親になって、今度は自分の子どもを連れてきたりしてる。

地元の行事というのは、きっと地域をまとめるためにあるんだな。

ウチヤマ ケンイチ