自分の昔の性格。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ふとした時に、自分の昔の性格というのが出てくることがあります。

なにかで怒ってしまったときに、そういえば昔は同じようなことでよくイライラしていたなとか。
買い物で真剣に吟味しているときに、そういえば以前はなにを買うにしてもちゃんと選んでいたなとか。

そんな風に出てきた昔の性格が良い面であれば忘れていたその頃の自分を取り戻したいと思うし、良くない面だったらもう二度と出てこないでくれよと思うのです。

人って常に変化していて、気が付けばすっかり変わってることもある。
自分だけじゃなくてまわりを見ても、この人は変わったなという人は結構たくさんいます。

けれど、そうやって変わったあとも、たぶん昔の自分というのはどこかに隠れていて、それがたまにひょいと顔を出すんですよね。
それに気づくと恐怖心すら覚えるんです。でも一方でそれが今の自分をつくったとも思う。

人の性格というのは、バラエティ番組に出てくるルーレットのダーツのような形をしている気がするのです。
回転する円盤には様々な性格が様々な割合で書かれてる。そしてダーツを投げて、刺さった部分がその時の反応になる。
人が変わるというのはそんなたくさんの性格の割合が変わるようなもので、あくまでも昔の性格も残ってるんじゃないかって。

人は変われる。そして自分は自分である。
なにも嘆くことなく、よい自分を目指したいのです。

ウチヤマ ケンイチ