法人という人。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今年になって法人をつくってから、自分で自分に給料を出すようになりました。
まがりなりにも会社なのでそりゃそうなのですが、でもなんだかおもしろい。

給料を決めるもの僕だし、手続きをするのも僕だし、受け取るのも僕。
最初は不思議に思えたそんなことも、最近はすこしずつ「会社」というものが実体として見えてきたんです。

ニッカオフィスという会社は、イコール僕自身。
それは、社員は僕しかいないし、オフィスは自宅と繋がってるし、そしてこれまで個人事業主でやってたこととも変わらなかったから。
それが銀行や行政と手続きを重ねるうちに、「やっぱり会社というものが僕とは別にあるんだな」と思うようになりました。

すると途端に会社という物に興味が出てきたんです。目に見えなかった会社が「人」に思えてくる。
そういえば世の中にある他の会社は、制度とか給料とか、風土なんかも違うけれど、どうなっているんだろうって。どんな「人」なんだろうって。

これから僕はニッカオフィスという法人をどういう人に育てていこう。
結局のところ、やっぱりニッカオフィスはほとんど僕自身であって、会社のことを考えることは僕自身のことを考えること。

自分自身の計画を、法人という別の人格を利用して客観的に計画できるのがなんだかおもしろい。
うまく表現できないのですが、これは経営ってモノの端っこなのかもしれません。

ウチヤマ ケンイチ