ひと昔前の車種。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日買った車は、日産のキューブキュービックという車種。
発売されたのは15年前だから、もうひと昔前の車種になります。

Amazonで、この車種を特集したムック本が見つけたんです。
当時出版されたその本のなかでは、当然、僕が買った車は最近車種として紹介されていました。

広がった世界観。多彩なシートアレンジ。コンパクトで実用的。
なんだかそれを読んでいるうちに、車に詳しくない僕にとっては本当に最新の自動車のように思えてきたのです。

実際には最新の車種と比べてたら、いろんな部分が劣ってると思うのです。
それでも、車に詳しくない僕にはわからない。これって幸せなことだと思うんですよね。

そういえば小学生の頃、こんなことを考えていました。
「もし僕だけ最新作を知らず、ずっと一世代遅れてソフトを買うならば、うれしさはそのままでずっと安く済むな」って。
新作が出ると一気に値下がりするゲームソフトを見て、そう思ったんですよね。

モノの値段って相対的に決まるもの。
それ自体に十分に価値があっても、もっと良いモノがあれば比較されて価格が下がる。

今回さっさと車を決めたのは、いつかもっと良いものを買うための準備でした。けれど、余計なことを知らなければ今の車でも十分うれしいわけで。
ほんとにいろんな車種を試すべきなのか。それはちょっと考えものかもしれないなと、そうも思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ