サラリーマンになると静かになるのか。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

平日15時半の電車には帰宅途中の高校生がたくさん乗っています。
そんな電車の中はどこも話し声で溢れていて、朝の通勤電車のほうがずっと混んでるのに、そういえばずっと静かなことがなんだか可笑しく思えるのです。
サラリーマンになると静かになるのか。

学生が乗ってる電車が賑やかなのはその若さもある。けれど知り合い同士で乗ってるというのが大きいのかもしれません。
サラリーマンはみんな1人だから、それで静かなんだろうと。

そう考えると学生というのはいつも知り合いに囲まれてる環境だということに気づいて、それがうらやましくもあり、一方で大変だなとも思うのです。
ぎゅうぎゅうの満員電車の中とはいえ、1人になれる時間がある。もしかしたらそれはありがたいことなのかもしれません。

人間関係をコントロールできない苦労は、大人なんかより子どもたちの方がずっと大きいと思うんです。
大人になったら仕事を簡単には変えることはできないけれど、それは子どもたちにとっての部活や学校、あと所属するコミュニティなんかも一緒だし。

そのうえ、いまはネット上で常に人と繋がってるというんだから、きっといろいろと大変なんだろうな。
騒がしい車内を眺めながら、大人になった自分は働く環境も関わる人までもある程度はコントロールできるということに気付いて、子どもたちよりもよっぽど気楽だなと思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ