ドックという電化製品。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ドックという電化製品。

他にはクレードルとか充電台と呼ばれてるやつで、たぶん造船所の船をつけて整備する場所のドックが由来だと思います。
船がドックで整備されるように、スマホやゲーム機、あとパソコンなんかをその上に置くと充電されるんです。

別にドックがなくても充電はできるから、別売りになってることが多いんですよね。
そのうえ、それだけの台なのに結構な値段がついてることが多いんです。でも僕はこのドックが好きなんです。

充電器のケーブルの先をつまんで、スマホとつなげば充電はできる。
でもドックを使ってたったそれだけの手間が省くだけで、なんだか急に充電がしやすくなるし、それどころかその機器自体を使う頻度も上がるんです。

それはたぶん充電の手間がなくなったということもさることながら、電子機器たちに「居場所」ができるというのが大きいと思うんです。

たとえば、本なんかもそう。
本棚にあれば読まれるはずの本も、高く積まれた本の一番下にあったら途端に読まれなくなる。
本自体の内容のおもしろさも当然大切なわけですが、すぐに手に取れるということはそれだけで結構な価値なんですよね。

人って僅かな差でモノを使ったり使わなかったりする。案外単純なものだなと思うのです。
最近ゲーム機のドックを使うようになってからちょくちょくとゲームをするようになって、そんなことを思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ