粗削りな方向。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

フリマアプリを使っていると、随分といいかげんだなぁ、と思うことがよくあります。

商品の到着が遅れたり、保証期間が間違っていたり、そもそも違う物が届いたり。
それでも安く買えるのは魅力なので使うわけですが、使う理由は安く買えるからだけじゃなくて、別にミスがあっても許容範囲なことが多いからなんです。

フリマアプリだけじゃなくて、ネット上のコンテンツなんかもどんどん粗削りな方向に進んでる。
YouTubeには素人が作成した映像で溢れているし、SNSなんかでも知らないモデルさんがたくさん出てたりとか。

スマホというツールを手に入れたおかげで誰でも店主にもなれるし、テレビ局にもなれる時代。
そして、プロ以外が発信するサービスやコンテンツでもユーザーは十分に楽しめるということが分かったし、むしろそれを求める人も多いんですよね。

これまでのサービス提供者は、きちんと訓練を受けたプロということがほとんどでした。
いまでは品質にこそばらつきはあれど選択肢の幅が一気に広がっていて、それが支持されてるという事実がある。

いずれは揺り戻しもあるかもしれませんが、相手が求めているのはどれくらいの品質なのかということは意識すべきだなと、そう思うのでした。

ただ最近じゃ盗品をフリマアプリに出品している人がいるみたいで、それはもはや素人とかそういう問題じゃないよなぁ。 

ウチヤマ ケンイチ