はっきりと評価されること。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

仕事をしていてホッとする瞬間があります。
それは前に一緒にお仕事をしたお客様から、もう一度お仕事の依頼を頂いたとき。

リピートしてもらえるということは以前の仕事を評価してもらえた可能性が高いわけで、それに安心するのです。

デザインの仕事をしていると、ちゃんと役に立てているのか判断がむつかしいことがあります。
まぁ、これはデザインに限らず多くの仕事がそうなのかもしれませんが。

現実には相手の働きに不満があってもそれを口にしないことも多いし、頑張ってもらうために褒めることすらある。
逆に働き自体は評価していても、組織体制や予算の都合なんかで契約が終わることもある。

良い場合も悪い場合も、それがはっきりと分かるシーンは意外と少ないもの。
もちろん相手の表情や雰囲気で大体のことは予測できるわけですが、恋愛とは違って言葉より行動で示しているほうが正しい評価だったりする。

サラリーマンをしていた頃の評価も曖昧な部分が多いものでした。
上司だって部下にモチベーション高く働いてほしいし、そのあとの関係性もあるからどこかオブラートに包むんですよね。
それは良いことでもあるし、そうでないこともある。

これは想像なのですが、たぶんはっきりと評価されることは苦手という人の方が、世の中多いと思うです。
だから、今の世の中の仕組みって、そんなに悪いものじゃないのかもしれないな。

ウチヤマ ケンイチ