ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

十数年ぶりに、自己分析をしてみようと思うのです。

前回やったのは、まだ学生だった時。就職活動をしていた頃です。
どんな会社に入って、どんな仕事をしたいのか。そんなことに迷っていました。

自己分析ではそれまでの生い立ちに始まり、好きなこと、嫌いなこと、嬉しかったこと、悔しかったことなんかを、いろいろと洗い出していくんです。

自分がどういう人間であるのかを把握する作業。
まだ20代前半だった僕にもそれなりに歩んできた道はあって、それを総括したんです。
自分を知ることは楽しく、そのおかげで社会人になってからのこの十年はとても充実していました。

その頃に描いたゴール地点に、たぶん今いるんですよね。

デザイナーで独立したいとか、自分の仕事場を手に入れたいとか。当時思っていたことは一応終えた。
そして気づいたら30代半ばになっていて、いま一度、これまでの自分とこれからの自分を整理した方がよいのではないかと思うようになりました。

自分が就活生だった頃には、まだ「意識が高い」なんて言葉はなかったなぁ。
いま思えば自己分析に取り組むことって随分と意識が高いと思うし、なんだか仰々してく恥ずかしささえ感じる。

でも、もしかすると、こういうことを恥ずかしいと思うようになったことは、年をとって擦れてしまったということなのかも。

よし。これからの10年のこと、ちゃんと考えるぞ。

ウチヤマ ケンイチ