平成29年12月10日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

習慣というのは不思議なもの。
もう十数年、お湯を沸かすことすらほとんどなかった僕が、最近は毎日のように自宅で食事をするようになりました。

あれだけ面倒に思ってた皿洗いも、一度やってみれば思っていたほど面倒でないことに気づいて、今では空いた時間にささっと済ませてます。
食わず嫌いという言葉がありますが、経験した後はこんな風に慣れることもあいまって、考えはかなり変わることがある。

今はまだ包丁も調味料も使わず、鍋をつくったり魚を焼く程度。
料理なんて面倒なことはしたくないと今のところ本気で思っているのですが、これもいざ始めてみれば考えは変わるのかもしれません。

自分には慣れていることが相手には慣れていないことだというのは世の中たくさんあって、その逆もしかり。
これまでいろんな人に自炊しろと言われてきましだが、相手が言ってる「そんな面倒じゃないでしょ」がどうも響かなかった。
同じ自分自身ですら慣れる前と後ではこんなに違うんだから、それが他人同士であれば尚更のことだなと。

僕の仕事はお客様の商品やサービスをデザインをすること。
考えてみれば、わざわざ僕に頼んでくるわけだから、お客様はデザインに慣れていない場合がほとんど。

これまでも意識してきたつもりですが、理屈ではなくもっと気持ちの部分で相手の立場になって考えることが大切だなと、改めてそう思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ