平成29年12月12日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

会社の新しい銀行口座をつくるため、今日は法務局と銀行に行ってきました。

口座を開設する際、最近はわざわざ担当者が会社まで見学に来るんだそう。
目的は事業の実体があるかどうかを確認し、口座の悪用を防ぐためにやっているんだって。

そもそも法務局で発行した証明書が必要だったり、代表者の身分証を提示するのも悪さをすることを未然に防ぐため。
完全な性善説に立つことができるなら、世の中ってずっとずっとシンプルになんだろうな。

警察も警備員もいらないし、お店のセンサーやブザーもいらなくなるし、監視カメラもいらなくなる。
そもそも法律をつくる必要もなくなるのかもしれない。

そういえばスポーツというのは、ルールがあるからこそ自由であるというのを聞いたとがあります。
ルールのないスポーツは一見自由に思えるけれど競技として成立しなくなるから。

もしこの世界をスポーツ競技に例えるなら、法律やモラルがルールになる。
だから法律はたぶん必要で、だからこそ良いことと悪いことの区別できて、平和という概念が生まれるのだと思うのです。

そういえば、野生の動物たちには平和という概念はあるんでしょうか。
ルールに縛られない代わりに、なにが平和なのかも自分で決めなければならないわけで。

書類集めや申請手続きが面倒だなと思いつつ、見かけた野良猫がうらやましくも、逆に人間で良かったとも思うのです。

ウチヤマ ケンイチ