平成30年1月16日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

すいているお店が好きなんです。
できれば他にお客さんは誰もいないのがよくて、いたとしても離れた席にポツポツといったくらいだと嬉しい。

ただ、そんな風にすいているお店が好きなせいでしょうか、通っていたお店がつぶれてしまうことが結構あるんです。

今の場所に住んでから7年が過ぎたくらいなのですが、その間になくなってしまったお店を思い返すと毎年どこかしらつぶれてる感じ。
どのお店も良い店ばかりだったのに、閉店のたびに悲しい気持ちになります。

考えてみると、僕が通っていたお店以外も入れれば、ほんとに多くの飲食店が店を閉じてる。
むしろこの7年の間、変わることなく続けているお店の方が珍しいかもしれません。

飲食店を始めることって、「確率」だけ言えばすごくギャンブルなことだと思うんです。
もちろん上手くいくかどうかはそれぞれのやり方によるから、ギャンブルというと語弊があるのですが。

ただ上手くいかないことが多い割には、開店するまでにたくさんの時間もお金もかかる。
デザイナーがパソコン用意して、「今日から商売を始めます」というのとはわけが違うんですよね。
そんな確率とリターンのバランスに、危うさを感じたのです。

そういえば自分でお店をやるという話、ちょっとしばらく間が空いてしまいました。
そろそろ検討を再開しよう。

甘い世界じゃない分、やるんだったら真剣にやらないとね。

ウチヤマ ケンイチ