平成30年2月7日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、大学時代の友だちとビジネス街のはずれにあるちょっと落ち着いた居酒屋さんに行きました。
カウンター席に通してもらい、お互い大人になったねと乾杯したのでした。

その席は目の前に調理場がありました。
そこでおいしそうな魚を焼いたり、厚揚げを焼いたりしてる。
他のお客さんが頼んだ料理を目の前で見ていて、つい同じものを頼んでしまうのでした。

僕はあまり食べ物にこだわりがなく、飲み会なんかでは上手に料理を選べません。
こだわりのある人がいたら任せてしまうし、他の人たちもこだわりがないならおすすめや日替わりを選んでしまいます。

そんな僕でも目の前に実物の料理があれば「これが食べたい」と反応してしまう。
昨夜、ジューシーなネギ味噌厚揚げを目の前で焼かれたのには、参ってしまいました。

数あるメニューの中から自由に選ぶことよりも、目の間の料理を食べたいか食べたくないかという判断の方が僕にとっては幸せなんです。
これってサービスを作っているとよくある落とし穴。ついついサービス提供者って、よかれと思って様々な選択肢を相手に見せてしまうですよね。

僕の場合は飲み会の料理選びですが、それと同じように家探しや仕事探しのような、人生の大きなイベントごとでも限られた選択肢を好む人は結構いるんですよね。

目の前にある具体的なもの。
たぶん人って、ついそれに惹かれるものなんだろうな。

ウチヤマ ケンイチ