平成30年4月4日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
写真を撮っていてずっと困っていたことがあります。
それは、まっすぐ構えているつもりなのに、撮った写真を見るといつも少し傾いてるということ。
構えてるときの身体の感覚は真っ直ぐなはずなのに、なぜか曲がってる。
きっと自分の感覚がズレているんだと、そう思っていました。
でも先日、原因がわかったんです。
それは、使っているカメラが左右非対称な形をしていること。
ファインダーがカメラの真ん中ではなく左寄りについていて、だからそこに目を押し当てた後に、カメラの左右がまっすぐになるように構えてしまうと、カメラは少し右を向いてしまうんです。
ものすごく単純なことでした。
気づいてしまえばそうなのですが、片目をつむってカメラを構えている時にはそれに気づけなかったんですよね。
たぶん、まっすぐ構えている身体の感覚はそう間違っていなくて、そこじゃないところに原因があった。
ずっと自分の感覚を修正しようとしてきましたが、むしろそれは間違ったことでした。
頑張っているのになかなか上手くいかないときって、ほとんどがこういうケースなんじゃないかと思うんです。
努力の方向が間違っているという。
こういう勘違いって、本人よりも周りの人の方が気づきやすいと思ってます。
だから人からのアドバイスをもらったときは謙虚に聞きたいし、なにかに気づいたときはその人に伝えてあげたいと思うのでした。
ウチヤマ ケンイチ