平成30年4月12日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
10年前に公開された、おくりびとという映画を観ています。
いまちょうど半分くらい。
よくないことなのかもしれませんが、僕は映画を何回かに分けて観るのです。
先日友だちと話しているときに、この映画の話になりました。
僕は去年から念願だった楽器を始めました。
まだまだ下手ながら、ひとまず「ウクレレを弾いてます」と言っても嘘ではないくらいにはなったかと思います。
それで、その映画の中に主人公の本木雅弘さんがチェロを弾くシーンがあるのですが、そのシーンがかっこいいらしいのです。
それからいつか観ようと思っていたものの、結局観れないままでした。
再来週からいよいよ書体デザインの学校が始まります。
文字にはずっと興味があったものの書体デザインの知識はほとんどなく、それで今は本を読み漁っています。
中でも塾長の鳥海修さんの本はぜひ読んでおこうと、こちらも読んでる最中です。
で、この本の中に鳥海さんの生まれ育った町の描写があるのですが、この町こそ例のチェロを弾いてるシーンの舞台となる町だったんです。
別々の話が映画の同じシーンで繋がった。なんだか不思議な感覚です。
単に自分がその情報に対してアンテナを張ってただけかもしれませんが、こんな風に不思議と話が繋がることってたまにあります。
人はそれをタイミングとか、運命とか、そう呼んでいる。
でもそれを大切にしたいと思うのです。
ウチヤマ ケンイチ