平成30年4月14日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日、新しい眼鏡を買ったのですが、情けないことに偽物だったみたい。
普段ブランド品を買うことがないので、それを疑う習慣がありませんでした。

気に入った眼鏡がたまたまとても人気のあるブランドの商品だったんです。
となると、偽物がかなり流通していることは常識みたい。

僕はそんなことも考えず、ネットで見つけたその眼鏡をいつものようにほいほいと購入。
いざ眼鏡が届くとなんだか全体的にデザインが違っていて、結局返金してもらえるのでそれは良かったのですが、なんとも複雑な気持ちになりました。

本物と偽物の違いってなんなんでしょうね。

最近じゃプロでも見分けがつかないようなコピー品もあると聞きます。
それって、単純に「物体」としてみた時には、正直どちらも変わらないと思うのです。

ただ本物には物としての機能ではない部分に価値があって、それを作り手と利用者で共有するんだろうなと。不思議な価値です。

ちなみにデザインの現場では、競合他社が類似のデザインやサービスをつくるというのは当たり前の話。
ただそれって本質的には偽物をつくることと変わらない気もしています。100パーセント盗んでいるか、部分的に盗んでいるかの違い。

いや盗んでいるといよりは、学んでいると言えるかもしれない。そう考えるとさほど悪いことじゃない気もするのです。

本物と偽物の違いってなんなんだろう。むつかしい。

ウチヤマ ケンイチ