平成30年5月5日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
自分が感じていたことと、事実というのは結構ズレているものだなと、最近思うんです。
たとえば、誰かの様子が以前と変わったとき。
なにかあったのかと心配したり、もしかしたら自分がなにかしてしまったのかと考えたりする。
でもいざ話を聞いてみれば、ただ仕事が忙しかっただけだったり。
たとえば、人と人の関係。
傍から見たらてっきり気心知れた間柄なのかと思っていたら、実はあまりうまくいっていないと聞かされたり。
直接相手に聞かなくとも、雰囲気で察したり、想像できることは美しい。
そんな人間の能力というのはすごいなと思うのですが、一方で足りない想像力は時に事実ではない事実をつくってしまっているのかな、とも思うのです。
別に深刻な話だけじゃなくて、身の回りには思い込みが溢れてる気がする。
これが悪い方向に進むと、誤解や勘違いとなってしまって、そののまま事実になってしまう。
この世には、これまでにどれだけの事実じゃない事実があったんだろう。
最近、気になったことはちゃんと確かめてみるようにしてるんです。
想像力も働かせつつも、相手とコミュニケーションをする。話をする。
言わずとも分かるというのは美徳のような気もするのですが、でもこれはこれでとても意味のあることのように思えるのです。
方向は逆ですが、「言葉で伝えなきゃ伝わらない」って話にも通じるのかもしれないですね。
ウチヤマ ケンイチ