平成30年5月7日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
飲食店に行った時の話。
他の席から、「今日はもう品切れです」という声が聞こえてくると、つい聞き耳を立ててしまうんです。
はたして、その品切れと言われた人は何にスイッチするのか。
昨日のお兄さんはサバ味噌定食が品切れで、トンカツ定食に切り替えてました。
たとえば、魚を食べたい気分だったら、同じ魚関係の定食を選ぶわけです。
もし回鍋肉なんかに切り替えたのなら、きっと味噌系の味の濃いやつが食べたかったんだなと想像できる。
昨日の人はお連れの人がトンカツだったから、それに合わせたのかな。
なんでこんなどうでもよいことに興味があるのかと言うと、その人の思考パターンが垣間見えるようでおもしろいから。
知り合いでもない限り、他人がとった行動の理由なんて知る由もないわけですが、それがこんなメニュー変更の場面を見ると、その人の考えることの一端が見えてくる。あくまで想像ですが。
たとえば、その人の聴く音楽や好きなファッションブランド、住んでる場所なんかをいくつか聞けば、なんとなくその人の人となりが浮かんできます。
デザインの仕事でも、そんなふうに利用者をイメージすることは大切なわけで、それは品切れのシーンは繋がるのかもしれません。
データから見るようなマーケティングも楽しいんですけどね。
でも、こんな目の前で見られる光景こそ、ライブ感があって楽しいんだよなぁ。
ウチヤマ ケンイチ