平成30年6月8日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

本当は、スマホから離れた生活をしたいんです。
こう言ってる今も電車の中でスマホを使って、これを書いてるわけですが。

電車内でも、街中でも、皆もくもくとスマホを触ってる。
あの光景がいまだにどうにも慣れなくて、なんだか悲しい気持ちになるのです。
いや、悲しいとも違う。なんだかうまく表現できない気持ちです。

そう言ってる自分こそが、常にその風景の一部になってるわけで、それでもなかなかこの生活から抜けられない。

それなら古き良きアナログの生活に戻るのかというと、それも悪くはないのですが、それはそれでただ現状を嘆く懐古主義者になってしまうし、なんか違う。
ようはそんな極端な話でもなくて、もうすこしだけバランスのとれた暮らしはできないものかなと、思うのです。

新しいテクノロジーや考え方が広まると、手探りで行けるところまで振り切られる。
その後にまた振り子のように戻されて、しばらくするとある点に落ち着いていくと思うのです。

いまは丁度、そんな振り子の一番端でしょうか。その振り幅も、速度も、人によって違うと思うんですけどね。

ずっと三浦半島で人里離れた仕事場を探しているのは、便利すぎる世の中に食傷気味になって物理的に離れたいという話。
一方で、便利な世の中になったからこそ場所にとらわれなくてもいいじゃんという反応でもある。

結局、人というのは自由すぎる。ありがたい。

ウチヤマ ケンイチ