平成30年6月15日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕は行列の店にあまり行きません。
もともと食べ物への関心があまりなく、並んでまでなにかを食べようと思わないわけです。

それでも誰かといる時はそんなお店に並ぶこともある。
そして、いざ食べてみるとたしかにおいしいお店が多いわけです。

とはいえ、待った分だけの期待は越えてこないというか、やっぱり自分1人のときはすいている店を選んでしまうんです。

行列ができるようなお店って、実際のおいしさのほかに「並ぶこと自体が楽しい」というのがある。
人気店に入るワクワク感というか、それ自体がエンターテインメントというか。
むしろ並んだからこそ、おいしいと感じる人もいるはず。

僕の場合はたぶん逆。
並んだ分の期待がのっかって、むしろハードルは上がってしまうから、実際よりも低く評価してしまっている気がします。

こんなふうに、同じ行列に並ぶということが人によってプラスにもマイナスにも働く。

行列というのは期待や人気の表れ。それって、人にも言えること。

行列のできてる人は、それでさらに価値を上げることもある。
たとえば一発屋芸人さんって、それだと思うのです。

一方で大きな期待のせいで、実際よりも低く評価されることもあると思うんです。僕が行列のお店に並んで食べたときみたいに。

きっと世間の評価なんてそれくらいに曖昧で、流されやすいもの。
そればかり気にしてたら、やってられないな。

ウチヤマ ケンイチ