平成30年8月4日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近はいろんなことが、すぐに、簡単に、そしてお金をかけずにできるようになりました。

仕事もパソコンやスマホがあればできるし、様々な人とのコミュニケーションもそう。
映画だって、服だって、食べ物だって、どんな娯楽も安く済ませられる。

テクノロジーが人を時間やお金から開放してくれて、結果、欲求や自由にすらデフレが起こってる気がします。特にここ数年、それを強く感じる。

では僕らは、余った自分の時間とお金と、あと興味をどこに向ければいいんだろう。

10年後にはみんな遊んで暮らせるようになると聞いたことがあります。
たぶん、技術的にはもう今すぐにでも、それは実現できるんじゃないでしょうか。

それでも働くのは、公平さを求めるからか、誰かから必要とされたいからか、人より豊かに暮らしたい欲望からか。

ただ人はきっと、苦労をしたり不満や緊張感があるからこそ、自由も実感できる。
僕はいつまでたっても、人は遊んで暮らすようにはならないと思うのです。

テクノロジーが仕事を速くすれば、空いた時間に他の仕事を入れる。きっと、それの繰り返しで人はどこかに進んでく。

結局、自分の時間やお金、あと意識は何に向ければいいんだろう。

とりあえず最近は働く時間が短くなり、楽器の演奏や手書きの練習、カメラの練習なんかを始めました。
それが本当に幸せなことなのか。それはまだよく分からないな。

ウチヤマ ケンイチ