平成30年8月3日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、ユーチューバーがテレビに出ているのをちょくちょく見かけます。

よくあるパターンは、テレビでよく見る芸人さんたちがその動画を見て「この動画が〇万回再生なの!?」と困惑するやつ。

たしかにテレビに比べると、作り、やっていることも大味で素人っぽい。
なのに視聴者が多いというのが、プロの芸人さんからすると理解できないのかもしれない。

そもそもテレビとYouTubeではコンテンツの作りも違うと思うのです。
はっきりとは言わなくても「テレビに出てる芸人が上でユーチューバーは下」と思わせる構成をみると、なんだか切なくなってしまいます。

切ないのは芸能人の方。
従来のシステムで上まで登りつめた人たちが、新しいシステムで得体のしれない人気者を拒絶してるように見えるんです。

ユーチューバーの動画は見たことがない。そもそもスマホじゃなくてガラケーです。
それが、当に興味がないのか、それとも無意識に拒絶してるのか。
その理由は分かりませんが、もしこれが普通のビジネスマンだったら、競合を把握しないなんてNGなんだよなぁ。

視聴者からすれば、作り手の状況はさておき面白いと思う方を見るわけで。
これって、デザインの世界にも同じような構図があると思います。

1人でスマホのカメラで撮ったコンテンツだって、面白いものは面白い。
独りよがりじゃなく、相手が求めていることをやらないとね。

ウチヤマ ケンイチ