平成30年8月17日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

芸人さんって、一番目立ってる人とネタを作っている人は違うことが多いんですよね。
コンビにしても、トリオにしても、実は地味な方がすべてのネタを作ってたりする。

観る側はそんなことはいつもは気にしないから、目立っているほうこそがそのコンビそのものに見えてしまう。
こんな風に、才能が分かれることは何となく分かる気がします。

演者としての表現が弱ければ、その分ネタ作りに力を入れてきたんだろうし。
そして、それぞれ違う部分が強いからこそ、パワーバランスがとれて、コンビを組んでいるともいえる。

デザインをしていても同じようなことがあるんですよね。
ウェブやアプリなんかでも、企画をする人と、設計図を書く人と、実際にデザインをする人は違ってたりする。
おそらくそれもキャラ立ちしてる人とネタ作りをしてる人の差に似ていて、才能やスキルは分かれがちなんです。

ちなみに僕は社会人になるタイミングで、初めてチームでモノづくりをしました。
それまではデザインも、建築の設計も、工作も全部ひとりでやってた。

人と一緒にモノをつくるなんて、当時は考えられなかったんですけどね。
それが今となっては、チームの方がものづくりがしやすいまでに変化しました。

そういえば音楽の場合は、一番目立っている人が作詞作曲もしている気がします。
お笑いやデザインとは一体なにが違うんだろう。不思議だなぁ。

ウチヤマ ケンイチ