平成30年10月5日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日は雨。
電車の中を見渡せば、みんな傘を持ってます。

ほとんどはビニール傘。
真っ白のタイプに、黒で縁取られたタイプ。あと透明なタイプもある。
ただそんなタイプの違いこそあれど、ほとんどの人はビニール傘で、「普通の傘」というのか、傘屋さんで売っていそうな「ちゃんとした傘」を持っているのは、年配の方ときちっとしたスーツ姿のサラリーマンくらいでした。

そういえば、さっきの文章を書いていて違和感があったんです。

もはやビニール傘こそが、「普通の傘」だし、「ちゃんとした傘」だなって。

以前からそうだったかなぁ。なんか昔はみんな普通の傘を使ってた気がするし、ビニール傘といえば使い捨てのイメージだったような気がする。

そういえば、服とか、家具とか、雑貨とか。そういうものも同じように元はチープな商品だって、みんながそれを使っていたりすれば、しっかりと市民権を得て、恥ずかしいモノではなくなる。

モノの良し悪しは、そのモノ自体の実力やスペックよりも世間の認識が決めるんですよね。

見栄を取っ払ってしまえば、現代っていうのは本当にお金をかけずに暮らせるなって。僕はここ数年、着る服を決めて同じモノを毎日着てるのですが、どれもファストファッションで揃えています。

節約というよりも、シンプルで丈夫なのがファストファッションだったんですよね。

そろそろお金の価値も変わりそうね。

ウチヤマ ケンイチ