平成30年12月12日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
民泊なのにホテル顔負けの施設が作られたり。YouTuberなのにテレビ顔負けの編集がされていたり。
そんな新しく台頭したサービスが既存サービスを戦略や品質で逆転している現象を最近よく目にします。
そもそも「〇〇なのに」と言ってる時点で、その新しい形式を相対的に下に見てることになる。でも、そもそもそれが間違ってるんでしょうね。
新しいサービスが台頭してるときというのは、そこに新しい市場やニーズが生まれている可能性が高い。
そして本当の才能というのは、そういうところにこそ集まると思うのです。
最近テレビを見ていて思うのですが、芸人さんもタレントさんも20年前と変わっていなくて高齢化してるんですよね。
では若い芸人やタレントはどこにいるかというと、たぶんテレビではなくYouTuberや人気配信者になったりしてるんじゃないかと思うのです。
市場が成熟して頭打ちになってくると、その周辺に新しい勢力が生まれる。
そこには先見の明がある人が集まるから、始めは少人数でも物凄く速いスピードであれよあれよと既存の枠組みを壊してしまうんじゃないかなって。
これがデザインという世界だとどうなるんだろう。
半自動化されたデザインツールを使うビジネスやエンジニアリングもデザイナーとかの誕生がそうかな。
そんなスキルセットの変化が、デザインの世界で起こってることな気がします。
ウチヤマ ケンイチ