学生に会って、僕もがんばろうと思った。

ニッカオフィスのウチヤマです。
僕は株式会社リクルートの社員でもあるのですが、今日はそっちで受けたOB訪問の話。
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先日、会社の後輩から「ぜひOB訪問をしたいと言っている学生がいる」とお願いをされ、今日はその彼と会って来ました。

彼は学校の課題で忙しい中、深夜バスに乗って大阪からわざわざ上京。
聞けば僕とあともう一人にOB訪問をするためだけに東京に来たとのことでした。
格安の深夜バスとはいえ往復で8,000円。学生さんには安い出費ではないはず。

聞けば現在大学院で建築を学んでいる学生さんで、建築で大学院までいったというのは僕も同じ。
就職活動を進めるにつれて”建築というのは手段であって目的ではない”ということを考えるようになったようで、今建築以外の業界も見て回っているとのこと。
これも僕と同じ。

当時の僕も同じような考えを持っていた学生で、結局メディアの世界に飛び込んだわけです。
偶然にも、人づてで似たような僕を見つけたらしく、そして会いに来てくれました。

彼は僕の大学の後輩ではないのですが、彼の大学OBにはなかなかリクルートの社員がいないとのこと。
僕の母校である東京理科大学も理系の単科大学でOBリストをあたっても、当時の僕が志望していたリクルートや広告代理店の社員はなかなかいなかった。
数少ない自校のOBに会った後はもっぱら他大学出身の方に会っていました。なのでその苦労はわかります。

ちなみに彼が建築学科を希望した理由は、受験の頃に見たインテリア雑誌が少なからず影響しているみたいです。
彼の大学受験をしていた頃といえば、当時大学院生だった僕の部屋が初めて自身の部屋が雑誌に掲載された2006年の夏頃。

当時もしかしたら僕の部屋も雑誌で見ていたかもしれない。
もし本当にそうだったら、なんかすごいなぁ。

人生はいろんなめぐり合わせがありますね。
彼が今日僕と話をしたことがなにかの役に立てていたらいいな、と思いつつ彼から良い刺激がもらえたことに感謝するのでありました。

ウチヤマケンイチ

初めて部屋が掲載された雑誌

初めて部屋が掲載された雑誌