平成31年3月21日に考えたこと

さ、部屋を片付けなくちゃ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
自宅の雑誌取材、ひさしぶりに声をかけてもらいました。

学生の頃に自ら雑誌に応募して掲載してもらったのが始まりで、それから引っ越しもはさみつつ、かれこれ数回雑誌に自宅を載せてもらってます。

元をたどれば、高校にあがるかあがらないかくらいのとき、インテリア雑誌を買ったのが部屋づくりに興味を持ったきっかけです。
個性的な部屋に住んでる人たちを見て、自分もおしゃれな部屋にしたいと、実家の自室を勝手にいじり始めたのでした。

使わなくなった電子ピアノの脚とベニヤ板を使ってテーブルを作ったり、古い砂壁のうえからシートを張ってみたり。
それまでの工作よりもずっと大きなものを作るのが楽しくて、すぐに夢中になったのでした。

そしてそんな部屋に友だちが遊びに来たとき、部屋を褒めてもらったんです。
それで気がつけば大学も建築学科を選び、いまでも部屋づくりは一番の趣味になってます。

部屋づくりって、いろんなことを考えなくちゃならないのです。実用性を考えつつ、コストや置く家具の統一感、色の配分なんかも考える。
どんなにかっこよくても居心地が悪ければ不合格。動線を確保しつつ、収納をどうするかとか相反することも考えたりする。

それまでも漫画を描いたり工作はしてきたけれど、思えば今の仕事に直接つながるものづくりは、あのときの自分の部屋の改装だったのかもしれないな。
さ、部屋を片付けなくちゃ。

ウチヤマ ケンイチ