令和元年5月9日に考えたこと

とにかく、人に会いたい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

SNSやネット記事みたいな、細切れで時に文脈もなくなった情報に違和感を感じて、もう何年も経ちます。
それでも毎日のようにそれらの情報を追ってしまうのは、環境のせいもあるし、結局は自らそういう情報を選んでいるということなんでしょうね。
細切れの情報のほうが消費しやすいし、受け入れやすい。

事件や事故が起こるたびに、ネットで言い合いをして、食い違っているのを見ると残念な気持ちになります。
それは見ているだけでも疲れるもので、知らない他人同士が100文字程度の文字だけやり取りしてるからそうなるんだと、そう感じることも多い。

書籍になれば情報は少し増え、少なくとも一定の文脈はあったり。
そして、人と向かい合って直接話し合うことは、情報としての深さというか、立体感がもっともっと違う。昔からの方法が優れてることも、まだまだ多いんだよなぁ。

最近、人と会うとすっかり語り合うようになりました。くだらない話もするけれど、それよりも自分が考えや想いを語り合う。
それは、SNSやネット記事の細切れた情報に食傷気味になっていて、その反動もあると思うのです。

それでも僕はSNSを使い続けるし、見知らぬ人と繋がれるのはものすごい価値がある。意味のある記事や議論もある。
けれど、総じて見るならば、結局は対面に勝るものは今のところはない気がしているのです。とにかく、人に会いたい。

ウチヤマ ケンイチ