令和元年5月15日に考えたこと

不親切なことがむしろ楽しさになる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、昔のゲームをやってます。
30年以上前の、僕がまだ幼稚園に行ってた頃に発売されたファミコンのゲームです。

どれだけ古くても、爆発的に売れたり、流行ったものというのは人を惹きつける工夫がたくさんある。
現在ウェブやアプリのサービスをつくる僕にとっても、勉強になることは盛りだくさんなわけです。

昔のゲームを今やると、そのシステムの不親切さに最初とまどうんですよね。
敵にやられたらまたイチからやり直しだったり、武器屋のアイテムが使ってるキャラに装備できるのか画面では分からなくて、わざわざ説明書を読まなくちゃならなかったり。

でもしばらく遊んでいるとだんだんとそれに慣れてきて、不親切なことがむしろ楽しさになる。
大げさにいうなら、手間をかけながら遊ぶことで、冒険してるって感じがするんだと思うんです。

ゲームは年々便利になっていって、操作方法は画面に表示され、買うべきアイテムも画面上ですぐに分かったりする。
それは進化とも言えるし、はたまたゲームに指示をされて、その通りに人間が操作をしてるだけのようにも思えたり。

分かりにくいことや説明が足りないことを不親切とみるか、楽しさとみるか。それはつくり手がきちんと設計しなくちゃならないなって。

最近のアプリやサービスは恐ろしいスピードで「便利」になってます。
それが体験としてプラスなのかは、あやしい部分も結構あるのよね。

ウチヤマ ケンイチ