令和元年5月18日に考えたこと

無慈悲な感じが楽しい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

こないだ書いた30年以上前のゲームのこと。
昔のゲームというのはほんと無慈悲で、一度敵にやられただけで数時間コツコツと進めた話がすべてリセットされたりする。
これがなかなかショックなのです。

それから徐々にゲームって改良されていったんですよね。
たとえば敵にやられたとしても、所持金は減るけれど進めた話はリセットされなかったりとか。
そりゃ、何時間も頑張った分が一瞬でチャラになってしまったら、いろいろと指摘もあったと思うのです。

僕も今日、数時間分の頑張りが一瞬で無駄になってしまいました。
それでもうしばらくはやめようと思ったのですが、でも一度プレーをしているから次はうまくいきそうな気がする。失敗するポイントが分かってるのです。
仕方ないもう一回やってみるかと、結局またゲームを再開してしまったのでした。

ひどいルールだけど、これこそゲームという感じ。というか、人生もそれに近い。
救済措置なんて都合のいいものは人間が発明したもので、基本的には失敗したらすべてなくなるというのがこの世の原理原則だと思うのです。

まったく同じことをもう一度繰り返す手間はあるけれど、でも前回よりはうまくできたりする。そして、うまくいけばより嬉しかったり。

なんかこの無慈悲な感じが久しぶりに楽しいのです。空気をまったく読まない感じ。
これはしばらく随分と時間を使ってしまいそうです。

ウチヤマ ケンイチ