令和元年6月2日に考えたこと

この世界はフラクタル

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

この世界の仕組みにはフラクタルというのがあります。

フラクタルというのは部分で見ても、全体で見ても同じ形をしていること。
たとえばシダの葉は一枚の形と、それが集合している形が同じ形をしている。あとはロマネスコとか海岸線の形なんかもそう。

そういえばこんなふうに一部と全体が同じというのは、なにも形だけではないんですよね。

たとえば時間の使い方。ギリギリになって慌てる人って、一日の終りにも、週の終わりにも、月の終わりにも、年の終わりにも同じようにバタバタしてる。
一事が万事という言葉があるけれど、部分で起きていることは連続的に全体広がっていく。

だから、今日は手を抜いたけどいつか頑張るっていうのはありそうで、ないと思うのです。
今日小さく頑張った人が小さく成功して、それば一週間、一ヶ月、一年間と積み重なっていき大きな成功になる。

別に成功が全てではないけれど、今日サボった人が一年後、十年後には成功するというのは、きっとむつかしいんだよなぁ。
自分の今日一日が自分の一生の縮図だと考えると、随分と手を抜いた人生になりそう。明日はきちんとしよう。

さて、今日から文字塾の展示が始まっています。
一年間かけてつくったオリジナルの書体、ニッカ明朝が展示されてます。人形町近くにお越しの際は、ぜひともお越しください。

こんなふうに作品が展示されるなんて小学生以来な気がするわ。

ウチヤマ ケンイチ