令和元年8月17日に考えたこと

8ミリフィルム

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

自分が生まれた頃の映像が8ミリフィルムで残っていて、今日はそれを実家で見てきました。
と言っても今は8ミリフィルムのままではなく、数年前に親がDVDにしたのです。

もしかしたら、この映像を見たのは初めてかもしれない。少なくともちゃんと見た記憶はないのです。
赤ん坊の自分は、写真では見たことがあるもののなんだかすごく新鮮でした。

当然、それだけ小さければ当時の記憶は残っていません。
そうなると映像に写っている自分がいた場所や当時見た風景も覚えていないわけです。

今もまだ残る実家の昔の姿、まだ家が建っていない近所の風景。今でも行く動物園。
たしかに自分はそこにいたはずで、言われてみればおぼろげな記憶があるような。

見たことがあるはずなのに初めて見る風景。いや見慣れている気もする風景。
赤ん坊の自分の姿もそうですが、むしろそんな当時の風景の方こそ気になってしまうのでした。

自分の一番古い記憶はたしか幼稚園に入る前の頃で、自宅の二階から外の景色を眺めてるシーン。
映像に写っていたのは、きっとそんな一番古い記憶の頃の風景だと思うのです。

そういえば自分も世の中も今ではすっかり変わりましたが、その映像に残っている世界からずっと地続きなんですよね。
35年の月日が経っただけ。それがなんとも不思議なのです。

今度もう一度ゆっくり見よう。ちなみに40年前の母さんはとても綺麗でした。

ウチヤマ ケンイチ